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百鬼繚乱拾遺 < 岩手 > [百鬼徒然箱]


KURABOKKO ( 倉ぼっこ )



屋根裏部屋に積もった埃の上で


いつまでも消えないふたつの足跡は


忘れたはずの君の正しい温もりと


捨てたはずの僕の愚かな湿り気




**********




倉ぼっこは岩手県遠野地方に伝わる妖怪で
柳田國男の「遠野物語拾遺」では「御蔵ボッコ」と表記されている


背丈は幼児くらいで髪は身体を覆うほど長く
倉に住みついて異様な物音をたてたり子供のような声を発する
姿を現すことは非常に少ないが(まあ、当り前だがw)
倉にもみ殻を撒いておくと足跡が残ると言い伝えられている


人に危害を加えることはなく、それどころか
倉が火事になった時には荷物を運び出す手伝いをしたという
けっこう使える妖怪だw


しかし、コイツは座敷童子(ざしきわらし)の仲間だから
倉からいなくなると家運が傾いていくんだよなあ
せいぜいご機嫌を損ねないように知らんぷりしているのが得策だ


最後に、どうでもいい事だが
倉の中で作業している時にトイレに行きたくなったら
それは倉ぼっこが現れる前兆らしい


図書館や古本屋でもじもじしてしまうあの感覚かなあ?
だとしたら母校の近所の神保町あたりは
倉ぼっこだらけということになってしまうかもw




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